異動という出来事で考えさせられた、職員の「姿勢」「尊厳」

7月、人事異動がありました。
対象になった職員さんは、責任感が強く、想いを持って働く素敵な方でした。
素直にとても残念です。
いち事業所だけで見れば痛手ですし、僕自身も寂しさを感じています。

しかし、法人として複数の事業所を抱えている以上、異動は当然あるべきものです。 むしろ、組織として健全に機能するためには必要なことだと思っています。

ただ、これまで、異動が退職のきっかけになったり、
大きな不満につながったりする場面を何度も見てきました。
異動はあって然り。
でも、職員にとっては時に転職と同じくらい環境が変わる出来事です。
だからこそ、伝え方やタイミング、背景の説明など、納得感のあるプロセスが理想だと感じています。

心を打たれた姿勢

今回異動になった職員さんは、自身の事情も抱えながらで、多少でも思うことがあるかもしれません。
それでも、その職員さんは前向きにとらえようとしていました。
その姿勢を見て、僕はとても心を打たれました。

僕はひねくれものなので(笑)、
まっすぐ前を向こうとする姿勢に特に弱いのかもしれません。
困難な状況でも、環境の変化でも、逃げずに受け止めようとする人の姿勢は、周囲の人間にも良い影響を与えると思います。

「駒として扱われている」と感じる瞬間


異動は組織の都合で行われることもありますが、 その伝え方が雑だったり、背景説明がなかったりすると、 職員は「自分は駒として扱われているのではないか」と感じてしまうことがあります。

そう感じた瞬間、やる気は一気に失われます。

職員は、利用者さんの尊厳を守るために日々努力しています。
しかし、職員自身の尊厳が軽んじられていると感じると、疑問が生じます。

利用者の尊厳は守れと言うのに、職員の尊厳は守られない。
この構図が生まれることは、危険です。

職員の尊厳が守られてこそ、利用者の尊厳を守る力が生まれる。
これは介護現場の根本だと僕は思っています。

最後に

異動は避けられないものですが、 そのプロセスは職員のモチベーションに大きく影響すると思います。

今回異動の対象となった職員さんの尊厳は守られていたのか、
異動に対しての納得感はあるのか。
そこの真相はわかりません。

ただ、前向きに努力しようとするその職員さんの姿勢は、組織にとって宝だと思います。
僕もそんな宝の一部となれるよう、努力しないといけませんね。


最後まで読んで頂きありがとうございました。

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この記事を書いた人

介護福祉士「miya」
福祉の授業がきっかけで介護の道へ
気づいたら18年
経験:特養・養護・通所・訪問
現在:特養
趣味:釣り、ウイスキー、コーヒー、園芸、アウトドア、ファッション

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