転職サイトって実際どうなの?実際に経験して感じた「メリット・デメリット」と上手な使い方

転職サイトってどんな仕組み?

介護職向けの転職サイトには、求人情報を検索して応募するだけのものもあれば、エージェントと呼ばれる担当者がついて、希望に合う求人を紹介してくれる「転職エージェント型」もあります。
僕が利用したのはこの「エージェント型」。登録後すぐに電話がかかってきたときは正直、ちょっと引きました。


僕が転職サイトを使った体験談

前職は新卒が毎年入って、離職率も低い職場。わざわざ転職サイトに登録しなくても人が集まってくる環境でした。
そんな中、僕は“自己成長のため”に転職を考え、初めて転職サイトを利用しました。

登録直後、即電話。
その時は信用できず、少しあしらうような対応をしていたました。
でも、話すうちに地元の施設名や、実際に人事に関わっている知り合いの名前が出てきて「この人、結構詳しいのかな」と思い始めました。

そこからは徐々に信頼も深まり、条件の調整や給与交渉など、こちらがやりにくいことをすべて代行してくれました。
入職後も「働きやすいか」などのフォロー連絡もありました。

ただ、当初「少し話だけ聞くつもり」が、いつの間にか「面接の話」まで進んでいた時は、ちょっと強引だなと感じる場面も。
とはいえ、全体としては満足しています。自分で全部やろうとしたら大変だったと思います。


転職サイトのメリットとは?

  • 求人を探す時間と手間が省ける
  • 面接日の調整や給与交渉も代行してくれる
  • 非公開求人の情報も得られる
  • 入職後もフォローしてくれる

転職活動に慣れていない人にとっては、心強いパートナーになると思います。


デメリット・注意点もある

  • 登録後の電話が早すぎて戸惑う
  • 希望条件に合わない求人を紹介されることも
  • 「とにかく面接に進めたい」ような圧を感じることがある
  • 担当者の質に差がある?

相性が合わなければ、担当を変えてもらうのもアリだと思います。。


法人側から見ると…ミスマッチの多さが課題

転職後、僕は受け入れる側の立場にもなりました。
転職サイト経由で来る人の中には、「なぜこの人がこの職場に?」という明らかなミスマッチも見受けられます。

これは、転職者にとってはほぼノーリスクだけど、法人にとってはハイリスクという構造があるからだと感じています。
職員がすぐに辞めても、個人には何のペナルティもない一方、法人は費用や労力が無駄になる場合もあります。


転職サイトを上手に使うためのコツ

  • 複数のサイトに登録して比較する
  • 「譲れない条件」を自分の中で整理しておく
  • 紹介された求人も自分で調べる
  • 焦って即決しないこと
  • エージェント任せにせず、主導権は自分で持つ

転職にどう向き合うかで未来は変わる

転職は人生の大きな転機です。
便利な転職サイトを使えば、自分に合った職場を効率的に見つけることもできます。

僕自身、どんな職場にも学びはあるものだと感じます。
理不尽な環境から逃げることが必要な場面もある。けれど、「不満だけのネガティブな感情」だけで辞めてしまっても、次の職場で同じ不満を繰り返してしまうかもしれない。

元いた職場にも「ありがとう」と感謝できる気持ち。
その気持ちを持てると、転職は“逃げ”ではなく“前進”になるのだと思います。

転職の成功は、条件や待遇だけで決まるものではありません。
過去をどう捉え、未来にどう繋げるか。
その視点を忘れずにいられたら、きっと次の職場でも自分らしく前向きに働けるのではないでしょうか。

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この記事を書いた人

介護福祉士「みや」
高校時代、福祉の授業がきっかけで介護の道へ。
短大卒業後、社会福祉法人へ入社し14年経験を積む。
転職サイトを通して初めての転職。
別の社会福祉法人で現在4年目。
既婚、息子が2人。
現場と人財、介護の未来を考えるブログを運営中。
趣味:ウイスキー、コーヒー、釣り、園芸、アウトドア。

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