はじめに
リーダーになると、急に周囲の目が気になったり、
「全員とうまくやらなきゃ」「嫌われたくない」と思ってしまうものです。
僕も以前はそう思っていました。
でも色々な本を読んだり、悩んで考えるなかで、**“全員に好かれる必要はない”**と思えるようになり、気持ちが少し楽になったんです。
「2:6:2の法則」を知っていますか?
これは「働きアリの法則」などとも呼ばれます。
人間関係にも当てはめられると感じています。
- 2割の人は、自分を応援してくれる人
- 6割の人は、どちらにもつかず様子を見ている人
- 2割の人は、自分に反発する人
たとえどんなに頑張っても、一定数は自分をよく思わない人がいる。
でもそれは“あなたが悪いから”ではありません。
大切なのは「6割」の人の空気をつくること
反発してくる2割に一生懸命向き合っても、なかなか成果は出にくいこともあります。
むしろ、応援してくれる2割の人と協力して、真ん中の6割に良い影響を与えるほうが、現場の空気は変わっていきます。
- 挨拶を欠かさない
- 相手の話をちゃんと聞く
- 困っている人に自然に声をかける
そんな小さなことの積み重ねが、「このリーダー、悪くないかも」と感じさせる空気をつくっていくのです。
反発する人に引っ張られすぎないこと
どんなに頑張っても、
「若いくせに」「リーダーの器じゃない」
そんなふうに言ってくる人もいるかもしれません。
でも、そういう人の言葉に振り回されてしまうと、あなたらしいリーダー像が崩れてしまいます。
**“苦労の割に、得られるものが少ない”**こともある。
だからこそ、冷静に距離感を取ることも大切な選択です。
応援してくれる2割と、前向きな現場を作ろう
あなたを応援してくれている人が、必ずいます。
その人たちと一緒に、少しずつ現場を変えていきましょう。
“場の雰囲気”はリーダーひとりでつくるものではありません。
でも、リーダーの言動が「空気の方向」を決めるのは確かです。
- ありがとうを言える
- 頼ることができる
- 感謝と成長を口にできる
そんなリーダーは、少しずつ人を引き寄せていきます。
おわりに:あなたらしいリーダー像を大切に
“全員に好かれる”を目指すと、どこかで疲れてしまいます。
でも、“共に前を向ける仲間を増やす”ことは、きっとあなたにもできます。
焦らなくていい。
少しずつ、でも確実に、あなたのリーダー像を育てていってください。
そして、僕自身もそう思って前進していくつもりです。
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